* 羽化 ♀ ・・・ 周囲はハチやムシヒキアブなど捕食者だらけで、旅立ち前に絶命する個体も少なくない。
2018年4月29日 北口駐車場湿地
和名: シオヤトンボ
由来: しおや(塩屋)はシオカラトンボと同じく ♂の腹部に生じる白粉を塩に見立てたものらしい
学名: Orthetrum japonicum
分類: 不均翅亜目・トンボ科・シオカラトンボ属
全長: ♂ 40~49mm・♀ 36~46mm ・・・ トンボ科内ではやや小型種
環境: 周囲に樹林のある浅い池沼、湿地、水田
発生: 1年1化 ・・・ 卵期間 1~3週間・幼虫期間 1年程度.幼虫で越冬する
形態: 成熟 ♂は複眼が青色で腹部全体に白粉を生じる.♀の複眼は青緑色味のある淡褐色で腹部は黄褐色地に麦わら模様
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 2024年観察データ ・・・ 5月2日初見 / 5月2日終見 / 観察日数 1日
区分: 園内羽化種 ・・・ 個体数が少なく、観察場所も一部のエリアに偏る傾向がある
羽化: 4月中旬~ / 北口駐車場湿地など
観察: 4月中旬~6月上旬 / 北口駐車場湿地など
生態: ハラビロトンボと同様に明るい湿地環境や周辺草地に常駐している
*** アップロード 4画像 ***
① 羽化 ♀ 2018年04月29日 非公表
② 未成熟 ♀ 2018年04月28日 北口自然探勝路
③ 成熟 ♂ 2019年05月11日 水生植物の池
④ 成熟 ♀ 2018年05月17日 渓流広場水路
* 未成熟 ♀ ・・・ 複眼がまだ灰色で身体の黄色味が濃く、鮮度の高さから羽化後数日を経た個体と思える。
2018年4月28日 北口自然探勝路
* 成熟 ♂ ・・・ シオカラトンボよりひと回り小さく、腹部全体に白粉が生じて黒色部分がないのが特徴。
2019年5月11日 水生植物の池
* 成熟 ♀ ・・・ 複眼が青緑色を帯び、未成熟時には濃かった身体の黄色味も落ち着いている。
2018年5月17日 渓流広場水路