* 未成熟 ♂ ・・・ 複眼がまだ灰色に近く、身体全体が ♀のような橙黄色をしている羽化後数日と思える個体。
2022年8月5日 日本庭園の池
和名: ショウジョウトンボ
由来: 真紅に染まった ♂の姿を中国の架空の赤い妖獣「猩々」に見立てたもの
学名: Crocothemis servilia
分類: 不均翅亜目・トンボ科・ショウジョウトンボ属(アカトンボの仲間ではない)
全長: ♂ 41~55mm・♀ 38~50mm ・・・ トンボ科内では中型種
環境: 開放的な池沼、湿地
発生: 1年1~多化 ・・・ 卵期間 5日~2週間・幼虫期間 2~8ヶ月程度.幼虫で越冬する
形態: 翅の基部に橙色斑.成熟 ♂は脚部も含めて全身が鮮やかな真紅に染まり、♀は肉色味のある橙褐色で腹部背面に紅色味が出る
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 2024年観察データ ・・・ 5月2日初見 / 9月26日終見 / 観察日数 39日
区分: 園内羽化種 ・・・ 個体数、観察機会共に安定している
羽化: 5月上旬~ / 水生植物の池、花木園人工池
観察: 5月上旬~10月上旬 / 水生植物の池、雅の広場の池など
生態: 未成熟期は羽化水域周辺の草地に ♂♀が混じって過ごしている
*** アップロード 3画像 ***
① 未成熟 ♂ 2022年08月05日 日本庭園の池
② 成熟 ♂ 2022年06月16日 野外炊飯広場
③ 成熟 ♀ 2022年06月16日 ふれあい広場
* 成熟 ♂ ・・・ 頭部から脚まで全身が鮮やかな真紅に染まり、本種がアカトンボの仲間だと思っている人は多い。
2022年6月16日 野外炊飯広場
* 成熟 ♀ ・・・ 若い成熟個体はまだ橙黄色が勝っているが、次第に肉色味を帯びた褐色に変化する。
2022年6月16日 ふれあい広場