* 未成熟 ♂ ・・・ 身体や翅の新鮮さから見て、羽化からそれほど日数を経ていない未成熟個体と思える。
2022年6月19日 水生植物の池
和名: チョウトンボ
由来: 幅広い翅でひらひらと舞う様がチョウに似ていることに因んだもの
学名: Rhyothemis fuliginosa
分類: 不均翅亜目・トンボ科・チョウトンボ属
全長: ♂ 34~42mm・♀ 31~38mm ・・・ トンボ科内では小型種
環境: 浮葉植物や抽水植物が繁茂する池沼
発生: 1年1化 ・・・ 卵期間 5日~1週間・幼虫期間 8ヶ月~1年程度.幼虫で越冬する
形態: 全身が黒銅色で翅幅が広い.黒藍色の翅斑は成熟 ♂が青紫色、♀は金緑色に輝き(青紫色も少数)、個体変異が多く見られる
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 2024年観察データ ・・・ 5月29日初見 / 9月26日終見 / 観察日数 32日
区分: 園内羽化種 ・・・ 2018年のアメリカザリガニ食害による激減を経て個体数、観察機会共にほぼ回復している
羽化: 5月下旬~ / 水生植物の池
観察: 5月下旬~9月下旬 / 水生植物の池、雅の広場の池
生態: 未成熟期は水辺周辺の高所を舞うように群飛する
*** アップロード 3画像 ***
① 未成熟 ♂ 2022年06月19日 水生植物の池
② 成熟 ♂ 2018年06月28日 雅の広場の池
③ 成熟 ♀ 2024年06月07日 水生植物の池
* 成熟 ♂ ・・・ 前・後翅の先端部分の翅斑には百虫百様と言うべき無限のバリエーションが見られる。
2018年6月28日 雅の広場の池
* 成熟 ♀ ・・・ 黒藍色の翅斑は金緑色(一部青紫色)に輝き、♂に比べて先端部分のバリエーションは少ない。
2024年6月7日 水生植物の池