* 成熟 ♂ ・・・ 酷似するアジアイトトンボよりひと回り大きく、腹部の青色斑は第8、9節(前者は9節)にかかる。
2024年09月08日 雅の広場の池
和名: アオモンイトトンボ
由来: 本種の ♂の腹部第8、9節または翅の縁紋外側にある青色斑に因んだもの
学名: Ischnura senegalensis
分類: 均翅亜目・イトトンボ科・アオモンイトトンボ属
全長: ♂ 30~37mm・♀ 29~38mm ・・・ 均翅亜目内では小型種
環境: 開放的な池沼や河川の水溜まりなど、やや水深のある止水域
発生: 1年2~多化 ・・・ 卵期間 1~2週間・幼虫期間 1.5~8ヶ月程度.幼虫で越冬する
形態: 成熟 ♂は複眼、胸部が緑色、翅の縁紋外側、腹部第8、9節に青色斑、♀は濃褐色型と ♂同色型がいる(未成熟時はオレンジ色)
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 2024年観察データ ・・・ 7月30日初見 / 10月14日終見 / 観察日数 14日
区分: 稀な飛来種 ・・・ 2024年7月頃から雅の広場の池に20個体前後が飛来定着した
羽化: データ不足 / 同池で生殖行動を確認済みだが、羽化や未成熟個体の観察はまだない
観察: データ不足 / 今のところ同池以外の水域では観察していない
生態: 現在は様子見の状態で、一定期間の経過観察後に表記したい
追記: 突然の飛来定着が気象に関連するものなのか?園外近隣水域での水草付着卵の随伴移入なのか?は分からない
*** アップロード 3画像 ***
① 成熟 ♂ 2024年09月08日 雅の広場の池
② 成熟 ♀ 濃褐色型 2024年09月05日 雅の広場の池
③ 単独産卵 ♀ 濃褐色型 2024年09月14日 雅の広場の池
* 成熟 ♀ 濃褐色型 ・・・ 成熟に伴ってオレンジ色~若草色~濃褐色と変化し、♂と同色の青色型もいる。
2024年09月05日 雅の広場の池
* 単独産卵 ♀ 濃褐色型 ・・・ 晴天日の午後を中心に水面の浮葉植物や枯れた抽水植物に単独で産卵する。
2024年09月14日 雅の広場の池