* 成熟 ♂ ・・・ しゃもじのような腹端が印象的、全国的に希少な本種に園内で出会うのは最初で最後かもしれない。
2015年8月23日 彫刻広場
和名: ナゴヤサナエ
由来: なごや(名古屋)は本種が最初に観察された地名に因んだもの
学名: Stylurus nagoyanus
分類: 不均翅亜目・サナエトンボ科・メガネサナエ属
全長: ♂ 59~65mm・♀ 59~65mm ・・・ サナエトンボ科内では中型種
環境: 河畔にヤナギ類の樹林がある砂泥底の河川中~下流域
発生: 2~3年1化 ・・・ 卵期間 10日~3週間・幼虫期間 2~3年程度.幼虫で越冬する
形態: ♂♀同色.成熟個体は複眼が緑色、黒地の腹部に環状の黄色斑、第7~9節が扁平に広がる
*** 森林公園内での観察状況 ***
記録: 観察データ ・・・ 2015年8月23日(彫刻広場での成熟 ♂)以降観察がありません
区分: 稀な飛来種 ・・・ 2015年8月に成熟 ♂1例の観察歴があるのみ
羽化: 公園周辺の河川(北本付近の荒川に生息地がある)
観察: 8月下旬 / 彫刻広場
生態: 生息地からの偶発的な飛来と考えられる
追記: 過去に園内で採集された本種の標本が都市緑化植物園に保存してあり、知人のU氏が現物を確認している
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① 成熟 ♂ 2015年08月23日 彫刻広場